月よ夢よ

親愛なるあなたへのお手紙として

輪るピングドラムという名の運命、あるいは愛

わたくしごとですが、というよりもここに綴ることはすべて私事なのですが、友人と『輪るピングドラム』という作品を鑑賞しながら1話ずつ意見を交換しあうという遊びを、たしか去年からやっています。 わたしたちのこの遊びは、休息と活動を繰り返しながら、…

SERAPHIM/菫と百合の日

過日、百合の花びらみたいな純白を纏った彼女と過ごしたひとときは、あの花の黄金の蜜が放つ香りの眠りを誘うように甘い季節のなかで、わたしの夏のひとつとして、たしかにわたしの瞼の裏側に刻みつけられました。 彼女と待ちあわせをし、ふたりでお逢いする…

約束

今年のはじめごろ、自作のコラージュをTwitterに載せていらっしゃるかたの作品に惹かれて、「わたしの印象でコラージュをつくってくださいますか」と、お頼みしたことがありました。彼女とはお互いの存在を認識していましたが、お話したのはそのときがはじめ…

天使との会話、1

天使のようにしなやかな強さをもつ友人と、恋愛についてお話したおり、彼女から「いまわたしにかけてくれた言葉を文章にしてまとめたほうがいい」とすすめていただいたので、なるべくかたちを崩さないまま、ここに記しておこうと思います。 * 恋をしている…

夏の日のわたしでありながら

夏至です。この日は自分自身の光と闇にむかいあい、わたしはわたしを、あなたはあなたを受け入れることが、とても大切になる日です。このような日に、去年の冬に綴ったもう色褪せつつある記憶の、しかし現在のわたしがわたし自身になるために必要でもあった…

手をのばしてはひっこめて

「他人を否定する者は、そのひと自身が問題を抱えていて、それを誰かになすりつけたいだけだから、気にしないほうがいい」というようなことを、わたしにいってくれたひとがいました。他者が自分にむけた言葉に敏感に反応してしまいがちなわたしには、それは…